silverのサッカーブログ

主に海外サッカーに関することを書いていこうと思っています。

19/20 EL ラウンド16 バーゼル対フランクフルト

こんにちは、シルバー(silver)です。

今回はバーゼル対フランクフルトのマッチレビューをしようと思います。

ファーストレグではバーゼルが3-0で勝利しているため、フランクフルトはとにかく点を取りにいかなければなりませんが、一体どのような展開になるのか楽しみです。

 

両チームのスタメンはこのようになっています。

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注目の日本人2人ですが、鎌田はスタメン、長谷部はベンチスタートとなりました。

 

前半

序盤からフランクフルトがボールを保持する展開が続きました。鎌田も積極的にパス回しに絡みますが、なかなかシュートまではいけず。

すると徐々にバーゼルにもボールが回り始め、右サイドバックのヴィドマーに2度決定機が訪れたものの、いずれもフランクフルトGKトラップが防ぎます。

バーゼルはロングボール主体で、両サイドバックがどんどん攻撃参加してきます。一方のフランクフルトはサイドチェンジをしたり、中央を細かいダイレクトパスで崩しにかかったりと、多彩な攻撃を仕掛けていきます。

しかしその後は両チーム共にこれといった決定機を作ることができず、このまま前半終了。

 

後半

後半開始から長谷部が投入され、3バックの中央に入ります。

開始直後の48分、またもやバーゼルDFヴィドマーが上がってきてシュートを放ちますが、これもトラップが阻止。

対するフランクフルトは、左サイドハーフのコスティッチにボールを集め、クロスからチャンスを作りますが、なかなかシュートが枠を捉えられません。

その後だんだんと中盤にスペースが空き始めオープンな展開に。フランクフルトのヒンターエッガー、バーゼルのシュトッカーがそれぞれチャンスを迎えるも決めきれず。

また、バーゼルコーナーキックからチョメルトがシュートを打つも、トラップが立ちはだかりゴールとはなりません。

このまま両チーム無得点で終了するかと思っていた中迎えた87分、バーゼルMFフライがヴィドマーとのワンツーでバイタルエリアに侵入し、長谷部、さらにはGKトラップをドリブルで交わしゴール!

後がなくなったフランクフルトは縦に速い攻撃を仕掛けるも、バーゼルの堅い守備の前にゴールを挙げることはできず、試合終了。

 

結果

バーゼル対フランクフルト

1-0

得点者

87分 フライ(バーゼル)

 

ということで、バーゼルが2戦合計4-0でラウンド8進出です。僕としては日本人が所属しているフランクフルトに勝って欲しい想いもありましたが、これはバーゼルの戦いを褒めるしかありません笑

スタッツを見てみると、フランクフルトはシュート18本のうち、枠内に飛んだのはたった1本のみ。このことからも分かるように、フランクフルトは3点ビハインドの状況による焦りなのか、終始プレー精度(特にラストパスやシュート)を欠いているように見えました。一方のバーゼルは守備陣の奮闘が目立ちました。これでELでは史上初の、5試合連続の無失点勝利となったそうです。この調子でいけば決勝までいく可能性も十分ありそうですね。

 

では最後に、各チーム1人ずつ、個人的に印象に残った選手を紹介したいと思います。

フランクフルトからは、トラップと迷いましたがコスティッチを選出しました。理由としては、攻撃の起点となっていたのはもちろんですが、それよりも圧倒的な運動量の多さ、そして切り替えの早さに驚きました。自陣のゴールライン手前でボールをクリアしたと思ったら、その直後には敵のペナルティエリア内までダッシュしシュートを放つなど、正直ここまで献身的な選手だとは思っていませんでした。

バーゼルからはヴィドマーを選出しました。彼もコスティッチに負けず劣らずの運動量の多さで、DFとは思えないほど決定機を作り、1アシストも記録しました。また、守備面ではコスティッチとマッチアップし、いくつものクロスを防ぎました。これからの活躍にも期待したいです。

 

今回はこれにて終了です。明日はCLのどちらかのマッチレビューをあげようと思っているので、興味のある方はぜひ見に来てください。それではまた。