19/20 EL ラウンド8 マンチェスターU対コペンハーゲン
こんにちは、シルバー(silver)です。
今回はマンチェスターU対コペンハーゲンのマッチレビューをしていきたいと思います。
目次
フォーメーション
注目されていたマンチェスターUのGKは、結局ロメロが起用された。
試合結果
1-0
得点者
延長前半5分 ブルーノフェルナンデス(PK)
マンチェスターU
前半からボールを支配する時間が長く、特に後半は攻撃する時間がほとんどだった。
ビルドアップ時にはフレッジがCBの間まで落ちてきて5-2-3のような形を作り確実にボールを運ぼうと試みたものの、フレッジやワンビサカが何度か危険な位置でパスカットされピンチを招いた。
攻撃面ではブルーノフェルナンデスやポグバがFW陣に何度もスルーパスを狙っていたが、あと一歩届かないというシーンが多く見られた。ラッシュフォードやブルーノフェルナンデスの強烈なミドルシュート、マルシャルの独力での突破、グリーンウッドの抜け出しからのシュートなど、数多くのチャンスを作り出したが、決定力を欠き得点はブルーノフェルナンデスのPKによる一点にとどまった。
守備面では、パスミスから何度か危険な場面があったが、バイリーやマグワイアを中心にしっかりと守り無失点で終えた。ロメロにはほとんど出番はなかった。
コペンハーゲン
ビルドアップ時には、ロングボールではなく、短いパスを繋いでいこうという姿勢が見られた。
攻撃面では、シュートを打つのが少し遅く相手DFにブロックされてしまい、少ないチャンスを生かすことができなかった。
守備面では、かなり押し込まれる状況が続いた中で、ゴール前をとにかく固めて体を張った守りで相手の攻撃を防いだ。中でもGKヨンソンは幾度となくビッグセーブを披露しピンチを救い続けた。
最後に
各チーム個人的なMOMを選出。
マンチェスターUからは、攻撃の中心であり、PKを決めチームを勝利に導いたブルーノフェルナンデス。
コペンハーゲンからは再三のビッグセーブで敵チームを苦しめたヨンソン。
ということで今回は以上です。
このブログでは、なるべく毎日海外サッカーに関することを書いていくので、興味のある方はぜひまた見に来てください。それではまた。
19/20 CL ラウンド16 バルセロナ対ナポリ
こんにちは、シルバー(silver)です。
今回はバルセロナ対ナポリのマッチレビューをしたいと思います。
ファーストレグはナポリのホームで1-1の引き分けだったので、ほぼ五分五分の状態でセカンドレグを迎えました。
目次
フォーメーション
一方のナポリはエースのミリクがベンチスタート。
試合結果
3-1
得点者
10分ラングレ(コーナーからのヘディング)
23分メッシ(ドリブルで敵を交わしファーに流し込む)
45+1分スアレス(PK)
45+5分インシーニェ(PK)
2試合合計4-2でバルセロナがラウンド8進出。
バルセロナ
ビルドアップではほぼミスがなく、ディフェンスラインと中盤でパス交換をしつつ、ラングレやピケが相手サイドバックの裏に一気にロングボールを繋ぎチャンスになるシーンが多かった。
攻撃面では特に前半はメッシが無双状態となっており、VARによって一点取り消されたものの1ゴール1アシスト、更にはPKも獲得した。また、スアレスは最前線でボールを収められる重要な存在であった。
両サイドバックの積極的なオーバーラップも攻撃に幅を持たせていた。
守備面ではピケを中心にとても集中していて、ラキティッチが与えてしまったPK以外では失点する気配もあまりなかった。
ナポリ
バルセロナ同様ポゼッション志向の強いチームであるが、ビルドアップ時のミスも多く、特にクリバリのパスミスが目立った。
攻撃面では、一辺倒で変化がなく、敵陣に入ることは出来ても決定機はほぼ作り出せなかった。後半、アタッカーのロサーノ、ポリターノを入れるも機能せず。個人的にはもっと早い時間帯にミリクやジョレンテを入れてパワープレーをするというのも面白かったと思う。
守備面は、1失点目のコーナーに関しては不運な部分もあったが、2失点目はメッシに対して5人で行ったにも関わらず止められず、3失点目もクリバリがメッシを倒してしまいPKと、メッシ1人に崩壊させられてしまった。
最後に
各チーム個人的MOMを1人ずつ。
バルセロナからは、圧倒的な活躍を見せたメッシ。
ナポリからは、PKを獲得し、攻守において奔走したメルテンスを選出しました。
今回は以上になります。
ほぼ毎日、主に海外サッカーに関することを書いているので、興味のある方はぜひ次回も見に来てください。それではまた。
19/20 EL ラウンド16 バーゼル対フランクフルト
こんにちは、シルバー(silver)です。
今回はバーゼル対フランクフルトのマッチレビューをしようと思います。
ファーストレグではバーゼルが3-0で勝利しているため、フランクフルトはとにかく点を取りにいかなければなりませんが、一体どのような展開になるのか楽しみです。
両チームのスタメンはこのようになっています。
注目の日本人2人ですが、鎌田はスタメン、長谷部はベンチスタートとなりました。
前半
序盤からフランクフルトがボールを保持する展開が続きました。鎌田も積極的にパス回しに絡みますが、なかなかシュートまではいけず。
すると徐々にバーゼルにもボールが回り始め、右サイドバックのヴィドマーに2度決定機が訪れたものの、いずれもフランクフルトGKトラップが防ぎます。
バーゼルはロングボール主体で、両サイドバックがどんどん攻撃参加してきます。一方のフランクフルトはサイドチェンジをしたり、中央を細かいダイレクトパスで崩しにかかったりと、多彩な攻撃を仕掛けていきます。
しかしその後は両チーム共にこれといった決定機を作ることができず、このまま前半終了。
後半
後半開始から長谷部が投入され、3バックの中央に入ります。
開始直後の48分、またもやバーゼルDFヴィドマーが上がってきてシュートを放ちますが、これもトラップが阻止。
対するフランクフルトは、左サイドハーフのコスティッチにボールを集め、クロスからチャンスを作りますが、なかなかシュートが枠を捉えられません。
その後だんだんと中盤にスペースが空き始めオープンな展開に。フランクフルトのヒンターエッガー、バーゼルのシュトッカーがそれぞれチャンスを迎えるも決めきれず。
また、バーゼルはコーナーキックからチョメルトがシュートを打つも、トラップが立ちはだかりゴールとはなりません。
このまま両チーム無得点で終了するかと思っていた中迎えた87分、バーゼルMFフライがヴィドマーとのワンツーでバイタルエリアに侵入し、長谷部、さらにはGKトラップをドリブルで交わしゴール!
後がなくなったフランクフルトは縦に速い攻撃を仕掛けるも、バーゼルの堅い守備の前にゴールを挙げることはできず、試合終了。
結果
バーゼル対フランクフルト
1-0
得点者
87分 フライ(バーゼル)
ということで、バーゼルが2戦合計4-0でラウンド8進出です。僕としては日本人が所属しているフランクフルトに勝って欲しい想いもありましたが、これはバーゼルの戦いを褒めるしかありません笑
スタッツを見てみると、フランクフルトはシュート18本のうち、枠内に飛んだのはたった1本のみ。このことからも分かるように、フランクフルトは3点ビハインドの状況による焦りなのか、終始プレー精度(特にラストパスやシュート)を欠いているように見えました。一方のバーゼルは守備陣の奮闘が目立ちました。これでELでは史上初の、5試合連続の無失点勝利となったそうです。この調子でいけば決勝までいく可能性も十分ありそうですね。
では最後に、各チーム1人ずつ、個人的に印象に残った選手を紹介したいと思います。
フランクフルトからは、トラップと迷いましたがコスティッチを選出しました。理由としては、攻撃の起点となっていたのはもちろんですが、それよりも圧倒的な運動量の多さ、そして切り替えの早さに驚きました。自陣のゴールライン手前でボールをクリアしたと思ったら、その直後には敵のペナルティエリア内までダッシュしシュートを放つなど、正直ここまで献身的な選手だとは思っていませんでした。
バーゼルからはヴィドマーを選出しました。彼もコスティッチに負けず劣らずの運動量の多さで、DFとは思えないほど決定機を作り、1アシストも記録しました。また、守備面ではコスティッチとマッチアップし、いくつものクロスを防ぎました。これからの活躍にも期待したいです。
今回はこれにて終了です。明日はCLのどちらかのマッチレビューをあげようと思っているので、興味のある方はぜひ見に来てください。それではまた。
19/20 EL ラウンド16 インテル対ヘタフェ
こんにちは、シルバー(silver)です。
今回はインテル対ヘタフェのマッチレビューをやっていきたいと思います。
まずインテルですが、リーグ戦最終節でアタランタに勝利しており、調子はだいぶ良さそう。一方のヘタフェは、今シーズンのリーグ戦で8位フィニッシュだったものの、失点の少なさはバルセロナより上のリーグ4位と、堅守が持ち味のチーム。どういった試合展開になるのか、とても楽しみです!
両チームのスタメンはこんな感じ。
インテルはアレクシスサンチェスやエリクセンといったメンバーがベンチスタートとなりました。
前半
序盤は完全にヘタフェペース。再三右サイドからのクロスでチャンスを作り、相手ボールになったらすかさずハイプレスで奪い返します。ルーズボールもほぼヘタフェが拾っており、インテルは自陣から出ることすらできないといった状況でした。
しかし、20分を過ぎたあたりから徐々にインテルがペースを掴み始め、ラウタロが立て続けに2本のシュートを放つなど、チャンスを作ります。そして33分、バストーニの自陣からのロングボールに抜け出したルカクが、ヘタフェDFエチャイタのプレッシャーを物ともせず左足で強烈なシュート。これがゴールに突き刺さりインテル先制!インテルは数少ないチャンスをものにした形になりました。
その後は両チームこれといったチャンスもないまま、前半終了。
後半
後半はややインテルペースでのスタートとなりました。開始直後のコーナーキックでは、ゴディンが決定機を迎えるも決めきれず。対するヘタフェは65分、右サイドからニョムのクロスにマタがヘディングで合わせるも、インテルGKハンダノビッチに弾かれゴールならずと、両チーム共に決めきれない展開が続きます。そんな中70分、クロスに対してゴディンがハンドをしたとVARにより判断され、ヘタフェがPKを得ます。キッカーは途中出場のモリーナ。しかしこのPKを枠外に飛ばしてしまう痛恨のミス。同点のチャンスをものにできませんでした。
インテルは83分、パスで崩していってクロスのこぼれ球を途中交代したばかりのエリクセンがシュート。ヘタフェGKソリアが触るも弾ききれずゴール!これで2点差となります。
後がなくなったヘタフェはハイプレスを仕掛けるも、インテルは細かいパス回しで掻い潜ります。その後は両チーム何度かチャンスを作るも決めきれず、このまま試合終了。
結果
インテル対ヘタフェ
2-0
得点者
33分ルカク
83分エリクセン
いやー、とても見応えのある試合でした。結果的にはインテルが順当に勝利した形になりましたが、シュート数ではヘタフェが上回っており、チーム力の差などは感じませんでした。
ここで突然ですが、各チーム印象に残った選手を1人ずつ挙げたいと思います。
いくつもの決定機を防ぎ、チームを勝利に導く活躍。ヘタフェからすれば、一点でも決めれば流れが変わっていただけに、彼の存在が大きな壁として立ちはだかったことでしょう。
ヘタフェからは、ククレジャ。
左ハーフで出場していた彼は、攻守に渡り持ち前のスピードを活かしてチームに貢献していました。また、ポジションにとらわれず至る所に顔を出したり、ドリブルで敵を交わしたりと、ヘタフェの攻撃に変化をつけられる唯一の選手でした。
今回はこの辺で終わりにします。またこれからもマッチレビューなどあげていく予定なので、興味のある方は是非のぞいてみてください。
それでは。